2024年12月21日、当センターの立ち上げ記念となるシンポジウムが文教スカイホールにて開催されました。対面での参加が約70名、オンラインでの視聴が約50名に上り、活発な議論が展開されました。午前のプレセッションでは「グローバルリスクと情報」をテーマに、アフリカと紛争、被爆治療、被爆と地域コミュニティ、種苗法と生物多様性といった異なる題材をもとに、ローカルな人々が国や企業、政治や市場が発する様々な情報に対して、どのようにこれを受け止め、向き合っていくかが議論されました。
午後は、永安武学長による「プラネタリーヘルス」に対する全学的な取り組みの紹介を皮切りに、「プラネタリーヘルスを脅かすグローバルリスク」(セッション1)、「複合危機の時代における価値の追求」(セッション2)をテーマに、日英同時通訳をいれて議論がなされました。ローマクラブ共同会長である、ポール・スリバスタバ・ペンシルバニア州立大学教授、白波瀬佐和子・国際連合大学上級副学長、作家であり「公共善エコノミー」の提唱者でもあるクリスティアン・フェルバー氏など錚々たる講演者に、センターのスタッフが議論を挑みました。
シンポジウムの一部は「長崎新聞」(2024年12月24日付)などでも取り上げられました。
当センターホームページでも詳報やアーカイブ映像の公開を予定しています。
当日の様子
2024年12月24日(火)長崎新聞20面に掲載されました。