2025年12月21日、鹿児島大学でレジリエント社会・地域共創シンポジウム「大規模火山噴火における災害医療の課題解決に向けて~多職種連携に挑む~」が開催されました。
本シンポジウムは桜島をかかえる鹿児島ならではの火山災害への備えと対処を医療従事者などの職種を超えて考えるもので、鹿児島大学地域防災教育研究センターが主催したものでした。当センターも共催し、センター長の岩下明裕が参加しました。
短時間での多彩な報告とそれに続くパネルディスカッションはグローバルに起こりうる災害を地域に即して考える実りある内容でした。なかでも井村隆介准教授のわかりやすい火山災害の規模と可能性に関する予見、吉原秀明・鹿児島市立病院救命救急センター長の現場の状況に即した対応についてのシミュレーション、山下雅世・鹿児島県栄養士会理事による国内外を結ぶ栄養士ネットワークによる災害対応の実践は、さまざまな災害に備える際の多くのヒントを提供していました。
J-PEAKSの枠組みのもと、当センターでは今後、鹿児島大学国際島嶼教育研究センターに加え、地域防災教育研究センターとのコラボも進めていきます。
イベント内容詳細はこちら
- 質問する井戸章雄学長
- パネル ディスカッションの模様




