2025年12月13日(土)長崎大学戦後80年記念講演
「アメリカの日系人強制収容所における日本人の抵抗・誇り・そして文化の表現」
12月13日に出島メッセ長崎コンベンションホール1にて、同時通訳付きで、アメリカのデンバー大学人文学部長ボニークラーク博士を講演者として招き、記念講演を開催しました。クラーク博士はコロラド州アマチに建てられた第二次世界大戦中の日系アメリカ人強制収容所の発掘を過去20年余に渡って行ってきた考古学者です。クラーク博士の発掘調査により、アマチ日系人収容所跡地は、昨年、アメリカの国立公園として認定されるに至りました。クラーク博士の功績は、日本でも2022年に外務大臣賞が授与されました。今回、戦後80年を記念して、平和を祈る長崎の地でアメリカに渡った日本人の平和への想いと日本人としての誇りをアマチ日系人収容所を通じて紹介していただきました。
- 左:デンバー大学人文学部長ボニークラーク博士
- 左から長崎大学五島聖子教授、デンバー大学人文学部長ボニークラーク博士、鈴木史朗長崎市長、長崎大学金谷一朗教授
当日は、クラーク博士の他、鈴木史朗長崎市長、京都芸術大学仲隆裕教授、長崎大学西田教行理事もご登壇されました。まず、15:00~15:05に長崎市長からの挨拶の後、15:05~15:15に仲教授から日本庭園に関する簡単な紹介があり、その後、クラーク先生によるアメリカにおける日系人とアマチ強制収容所についての1時間ほどの講演がありました。約10分の質疑応答の後、16:40に西田理事による挨拶で閉会しました。関係者15名を除く来場者は、185名で、収容人数200名のコンベンションホールは満席となりました。来場者のうち45.7%が環境科学部の学生、39.7%がそれ以外の学部生、14.7%が一般市民でした。年齢の分布は60 歳以上の方もいましたが、87.8%は30歳未満の若者でした。多くの若者に、知られざるアメリカにおける日本人と戦争の歴史の一面を伝える機会となりました。




